2007年8月31日

バイトから帰る電車の中で、向かい側に制服を着た小学校1年生くらいの女の子がふたり座っていた。楽しそうに話したり、お互いのランドセルの中をのぞき合ったりしていた。ひとりの子が電車から降りる時、ドアの手前で、わたしの横でしゃがみ込んだので、どうしたんだろうと思ったら、次の瞬間「おとしましたよ。」と言って何か差し出してきた。見ると小さなゴム印(よく学生時代にあったような細長いもの)だった。突然のことで驚いてしまって、「あ、あ、ちがいます。」と答えた。女の子はしばらく考えてそれを持って行ってしまった。女の子が去ってから、もうすこし違う答え方をした方がよかったかな、と考えたりした。

2007年8月30日

建物から外に出たときに秋の匂いがする。

2007年8月29日

何考えてんだお前はよ。
フラフラ歩いてんじゃねえ。
歩道を我が物顔で自転車乗ってんじゃねえ。
携帯電話いじりながら歩いてんじゃねえ。
歩きタバコしてんじゃねえ。
改札前で立ち止まってんじゃねえ。
満員電車で本読んでんじゃねえ。
押すんじゃねえ。
パーティーという名目の暇つぶし。
ふざけんじゃねえ。
ふざけんじゃねえ。
消えちまえ。消えちまえ。捨てちまえ。


という夢の話。



と、



ベランダから、大きな顔が描いてある赤い飛行船が飛んでいるのが、向こうの方に見える。それが(空気が抜けて萎むということではなく)大きくなったり小さくなったりしながら、だんだん近づいてくる。最後には1メートルくらいまで小さくなって、もう、すぐ目の前にまで近づいてきてしまった。ゆらりゆらり、ゆっくりゆっくり。「このままだと、部屋の中に入ってきてしまう。」と思って、自分は急いで部屋の中に入って窓を閉め、鍵をかける。小さくなった飛行船は、ぼすん、ぼすんと窓に何回もぶつかっている。どうやら本当に部屋の中に入ろうとしているらしい。ペイントの顔が笑っているのだけれど、それがなんとなく怖い。窓越しに自分はじーっとそれを眺めていた。


という夢の話。

2007年8月26日

部屋が散らかっている。部屋もアトリエ日曜日も。ひどい。食べこぼしとかそういうのではない衛生的(?)な散らかり方。いけませんね。今月中にやることの予定に大掃除が加わりました。

2007年8月25日

夢が覚めるのは、年が明ける前に。9月になってしまう前に。日付が変わってしまう前に。夜になる前に。その前に。心の準備ができているうちに。

2007年8月24日

そういえば、こんな話を思い出した。毎日何かを思い出してばかり。
何年か前、友人と一緒にアップルパイを作ったことがあった。それはそれは立派なもので、リンゴを何個も使い、かなりの大きさになったものだ。砂糖で煮詰めて生地の上にのせて焼いて。夜な夜な作り上げたそれは、どこのケーキ屋よりも美味しかった。出来上がった後、友人は「10年後、お互いに恋人がいなかったら一緒にケーキ屋をやろう。」と言った。なぜ恋人がいないことが条件なのか分からなかったが、世界で1番上手いアップルパイを作り上げたことで舞い上がって、そんな約束をした。何年か経って、今ではそうそう会うこともなくなり、忙しい友人はそんな話憶えていないかも知れない。それよりもまず、自分で言っていた条件をクリアできていないから、夢のケーキ屋は開店できそうもない。格闘家のアップルパイ。


食によるコミュニケーションは基本だというのは誰かの言葉だが、確かに。匂いや味というのは時に恐ろしいもので、不意をついて記憶を蘇らせる。アップルパイの味はひとつ。

2007年8月23日

WEBを数ヶ月更新していません。少なからず、見ていただいている人がいるのですね。近々行いたいと思います。

2007年8月22日

去年、「もしもし、残暑さん」というタイトルの日記を書いたことがある。あれからもう1年経つのか。去年の今くらいの時期は、明け方に遠くの方まで(本当にすごい距離)散歩したりしていたな。それにしても、お盆が過ぎたというのに一向に涼しくならない。少し歩くだけでへとへとになってしまう。きっと、季節の温度が全体的に上がっているのと、それに伴う空調設備への依存と、あとは自分が年々確かに年をとっているということが原因だろう。暑さ寒さも彼岸までという言葉ってあったっけ?


早く、「寒い寒い。」と言いながら出掛けたい。

2007年8月21日

さよならの表情。を思い出したりしている。

2007年8月20日

睡眠不足でずっと頭が痛い。考えることはいくつかある。それ以外のことは、今はどうでもいい。もっとシンプルに生活したいだけなのに。

2007年8月19日

たったこれだけでお前を判断したりしないよ。

2007年8月18日

「モノノ怪」というアニメがおもしろい。

2007年8月17日

DMづくりで半日パソコンに向かっていた。あーでもない、こーでもない。
最後は直感で。

2007年8月16日

知らない男の人に、「エレベーターのドアが閉まると思ったらまた開くんだ。それを繰り返していて、しばらくするとガタガタいっていたドアの音が声に変わる。気をつけたほうがいい。」と言われた。そうして廊下を進んでいったら、突き当たりに、ずらっといくつものエレベーターが両脇に並んでいて、そのうちの奥から2番目のエレベーターだけ動いている。自分が居る階で止まって、ドアが開いた。しばらくしてドアが閉まったのだけれど、すぐまた開いてしまう。それをずーっと繰り返している。ただ自分は眺めていたのだけれど、男の人の言葉を思い出す。そうして、ガタガタいっていたドアの音が知らない声に変わっていった。あー、だか、うー、だかと言っていた。廊下の窓からは、公園のような整理された土地が見えて、たくさん木が生えていた。怖かった気もするけれど、冷静だった気もする。また変な夢を見た。

2007年8月14日

新盆のため千葉に帰っていた。昼間はやはり日差しが強く暑いのだけれど、夜は風が気持ちよく過ごしやすかった。昨日の夜は、なんとか流星群が見えるということで、ベランダからしばらく空を見上げていた。すると、3つ、流れ星が見えた。大きいのもあれば小さいのもあった。つー、つー、と流れて、あっという間に消えてしまった。

2007年8月10日

そこにある景色。

2007年8月9日

苦しいのは、自分が甘いから。

2007年8月8日

フタバ画廊「さとうちあき stranger」展、ギャラリー小柳「木道純子 山口智子」展。自分の展示はどうしようなどと考えながら観ていた。

2007年8月7日

今、ジャンプしたらそのまま飛んでいけそうだなと思うことがあるだろうか。何も、嬉しいことがあって気分がハイになったときに限らず、たまにある。でも、誰もそこで本当にジャンプしない。もしかしたら本当に飛べるかも知れないのに。本当のこと。何も知らない。夢の中でたまに飛んでいるじゃないか。お腹に力を入れたら高く飛べるよ。息を深く吐いたら急降下だ。あの山も湖も越えて、どこまで行こう。

2007年8月5日

今日は飛んでお帰り。

2007年8月4日

2日前に思い立って、愛知県の豊田市美術館に行くことにした。友人と一緒に。鈍行列車で。往復14時間かけ、3時間の滞在。笑ってしまうようなスケジュール。しかし楽しかったです。さっき家に帰ってきた。とりあえず、寝ます。

2007年8月3日

誤解でもいいから、またここにおいでよ。

2007年8月2日

テレビをつけると「大食い」をしている番組ばかりやっている。たまたま自分が見たのがそのタイミングなのか、本当に最近そういう番組が多いのか知らないけれど、あまりいいものではない気がする。人並みはずれた量を食べられるとはいえ、それを電波に乗っけて紹介するほどのことだろうか。大抵の場合、量と同時に食べる時間の早さにも重きを置いているようだがそれに果たして意義があるのだろうか。どうでもいいことだけれど。


1週間、続けて日記を書いてみた(ほとんどが絵とは直接関係のないものばかり)。すこしでも、なんでもいいから、毎日決まったことを繰り返すというのは、今の自分には必要なことかも知れない。これからも家に帰れないことがないなど、日記を書けない状況にならない限り、書いてみようかなと思う。

2007年8月1日

なんだろう。頭がひどく痛む。前頭葉から首の後ろにかけて全てが。いろいろ考えられない。
どうやら梅雨は明けたらしい。明日からどのくらい暑くなるのだろう。