2007年10月24日

あれだけ啖呵切ったように出掛けたのに、急用のために戻ってきた。くやしい。
蓮沼に行きたかった。あの海はきれいだ。海水や砂浜の質が格別きれいというのではなくて、なんというか、全体が。自分は泳げないし、人混みが苦手なので、海には大抵冬に行く。蓮沼は千葉に帰ると車で毎回のように行っていたのに、もう随分と長い間行っていない。だから行きたかった。また当分行けない。


千葉に帰ったのは、高校で絵の展示をすることになったから。先週の個展で展示した絵を何点か運んでもらい、展示作業をしてきた。本来、絵を掛けるような場所ではないところに展示するのは難しい。美術の先生と、あーでもないこーでもないと試行錯誤をしてなんとか形になった。作品数が少ないということで、「展示室P」にある作品も何点か展示することに。あれらが日の目を見るのは初めてだろうか。絵にいたずらされないか不安だけれど、大丈夫なことを願う。


と、一通りこの数日で思っていたことややってきたことを書いているのだけれど、気がつけば違うことを考えている。まるで、ここから先は入ってはいけないと言われたようで、立ち尽くしている。自分は止まってしまった。それが少なからずショックだったのかも知れない。本当は泣きたかったのかも知れない。でも堪えた。誰も悪くない。ただ、やるせなくなっただけだ。そんなこと分かっている。そういうルールだ。ルール。


というか、前回の日記に書いたことを実行しないと。これからその作業に移ります。