2008年4月3日

千葉県佐倉/川村記念美術館「DIC創業100周年記念展 マティスとボナール 地中海の光の中へ」。


やく1年の改装期間を経て15日から新しい展示が始まった。ちょうど千葉に帰っているので、行ってきた。気持ちのいい天気で、人が結構多かったかな。展示の印象は、マティスっていいなあ、と思った。今まではそこまで良さが分からないというか、あまり興味がなかったのだけれど、絵のなかの色がみんな綺麗で、特に、人の表情が素晴らしくて。その人の本質を捉えてしまっているような…。ボナールは、若い頃に描いた自画像が気になった。自画像って、描いたらおもしろいのかなと思ってしまうくらい。コレクションも多く展示されていて、ジョゼフ・コーネルの作品がいつもよりたくさんあった。やっぱり好きだなあ。あの小さな箱の中は小宇宙だ。新しくなったロスコ・ルームは、イマイチだったなあ。なぜあんな形の部屋にしたのだろう。前よりも狭くなったように思うし、監視員(2人も居る!)との距離がやたら近く感じて、落ち着かなかったなあ。


美術館を出て、目の前の池に居る白鳥。近くで見たいのに、いつも芝生には入っちゃだめなのだ。ともあれ、白鳥は気持ち良さそうに泳いでいた。