2008年7月16日

今日歩いているときにふと思った。夏が近づいて来たなどと感じるのは、1年のうちでもっともスイカやかき氷の匂いがするからだ。同じように、冬が来たと感じるのは、北風の匂いやおでんの匂いが1年のうちでもっとも漂っているからだ。そう考えると、春は冬の間に冷めた地面やビルの壁が太陽で温められて匂いがするというのもあるけれど、新しく生えてくるシロツメグサやたんぽぽが見えるからだろうか。秋は焼き秋刀魚や鈴虫の匂いがするというのもあるけれど、目に見えて山や歩く人の服の色が変わるからだろうか。今日歩いているときにふと思った。