2008年9月13日

今日は2人展の6日目。
明日でこの展示はおわりです。アトリエ日曜日で描いているとき、最後の最後まで手が掛かった絵が、展示してある6点のなかでももっとも思い入れがあります。それは観る方にとっては、あまり関係のないことのように思われるかも知れませんが、自分は、単純に嬉しいです。何がというと、その絵が展示をしたことで、ああいい絵を描いたなあ、と気づいたことが。この絵はたぶん、もう2度と見ることはないでしょう。すこし淋しく感じます。よく、自分の作品を子供のように例える人が居ますね。でも自分は、どちらかというと、友達のように感じます。自分を分かってくれている、黙ってただそばに居る大切な友人に思えます。そして、絵が人の手に渡っていくときは、その友人が転校していくような気分です。絶対に会えなくなるとは言い切れないけれど、明確な別れを感じるというか。…ちょっと分かりづらいですかね。でもこういう風に例えるのが、自分ではいちばんしっくりくるのです。


明日は会場に居ます。最終日なのでクローズは16時となります。