2009年3月26日

3年くらい前、映画のエキストラをやったことがあって、その映画が今日テレビで流れていた。ちょうど自分が参加したシーンだったので観てみた。普段自分が好んで観るようなお話ではなかったので、今まで観たことがなかったのだけれど、それでもすこし観てみて、俳優さんたちはすごいなあと思いました。本来の自分とは違う人間を演じるということは、どんな気持ちなのだろう。いろいろな所に行って、いろいろな時間帯に、いろいろな服装や髪型、あるいは顔つきまで違う人を演じるということ、自分には想像もできないことだ。強くないとできないんじゃないかな。そうやって作られた物語に、自分は感動したり、時には人生においてとても重要な、大袈裟に言ってしまえば生き方の手がかりとなるものを見つけたりもするのだなあ。自分は映画が好きで(とはいえ、とても詳しいとかどんなお話でも観るというわけではない…)、今言ったような映画が自分にとっては何本かある。歌や本も同じだと思うけれど、この世にそういった物が生まれたことは奇跡のようにも感じ、それでも必然的であったようにも感じる。