2010年1月22日

展覧会5日目。
見に来た人が帰ったあとで、あれを言えばよかった、これを言えばよかったと、いらいろ出てくる。頭がはっきりしない。思考する力が働いていない。時間はどんどん流れていく。せき止めることはもちろんできないのだけれど、時間の中の部屋の中、自分が確かに居ることすら分からなくなる。ふとSさんに話し掛けられたとき、急いでその言葉を理解するように努める。そして優しい言葉を掛けられたとき、時間を意識する。