2015年1月10日

悪女の深情けは無用さ
女狐の涙に用はない





年末からこの歌が頭のなかで鳴り止まなくて、繰り返し聴いている。
今まで、男女のドライな関係を歌っているのかと思っていたけれど、男性同士の恋愛の話だと知った。
だからいつもボーカルの吉井とギターの菊池はあのように絡んでいたのか。
上に載せたライブではたぶんキスしているだけで終わっているけれど、自分が子供のころに見たライブ映像では、二人はもっと妖艶で粘着質な絡み方をしていて、そのとき初めて男の人にも色気があることを知ったような気がする。

ライブでこの曲を演奏するときはだいたいいつも長くなる。故にこの動画も長い。
最後の方、曲のラストへの入り方はさすがというか、ライブの醍醐味を感じられる。
音源はもっとコンパクトで疾走感がありそれぞれの楽器が鳴り響いていて、CDでも十分楽しめる。
中毒性のある歌。




夢の中の傷を開いて
急いで噛みついて
腐りかけの黒いスコーピオンネック
媚薬で直してよ
ジレンマの僕に手を添えて
今からめる溶けるような
その赤いキッスを垂れ流し凍える夜に
メカニズムが動き出せば踊ろう

壁に両手をついて MY PLAYBOY
純白の涙を
汚い君の目最高さ
銀色に見える BLUE EYE
レジェンドな君に手を添えて
今ときめく濡れるような
その赤いキッスを垂れ流し凍える夜に
メカニズムが動き出せば踊ろう

悪女の深情けは無用さ
女狐の涙に用はない
君の彼はゲイでおまけにデブ
幸せなんて言葉はない

長い髪を振り乱し暴れる夜に
エゴイストが鼻につけば終わる
目が覚めて鏡を見れば口紅で I LOVE YOU
メカニズムも止められて終わる SUCK OF LIFE