2015年5月19日

今夜は音楽の話でもするか。

この前の日記に書いた、滋賀のひとがくれたCDに入っていたバンドはsleepy.abという人たちの歌だった。
もう5年くらい前にもらったのか。
それからも折を見ては思い出し、その曲だけ聴いていた。
初めて聴いたとき、なんだか冷たい空気を吸い込んでいるような感覚になる、寒い景色が似合う歌だなあと思った。
それで調べてみたらメンバーの人たちみんな北海道出身で、今も札幌中心に活動してると知って妙に納得したのを憶えている。




それで最近になって、なんとなく他の歌も聴いてみたいなと思ってCDを買ってみた。
2枚。
「archive」というアルバムに入っている歌が、どれも今の自分に響く歌詞とメロディで苦しいんだけど、それと同時に欲してもいる。
癒される、という言葉は苦手だけど、今の自分はこの人たちの音楽に救われている。

最近は、絵を描くときはsleepy.abばかり聴いている。

あと、ボーカルの成山さんが書いていたコラムが面白い。
とても面白い。
終わってしまったことが悔やまれる(全部面白いけど中でもおすすめなのは第6回、第9回、第10回)。
こういう文章書ける人っていいなあと思う。
この前、人間関係でしんどいときに読んで、声だして笑ってしまった。
自分でもすこし驚いた。
いや、めちゃくちゃへこんで何も考えられないのに、いま笑ってる、と。
なんというか、何でここで躓いてんだ、ってすこしだけ思えた。


くるりは自分にとって、何があっても嫌いにならない、たとえどんなに変な歌を作るようになったとしても嫌いにならないバンドなんだけど、sleepy.abもそういう大切な存在になった。
人生に欠かせない音楽を奏でる人たちになった。

なんでここに書いているのか、冷静になったら意味不明だけど、ありがとう、と感謝している。
いつかライブ観に行きたい。